K's Review

書きたいこと いろいろ!!

映画 ”コレラの時代の愛”(2007年)


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素晴しい映画です.

しかし 40才以前に この映画を観て

十分に理解することは ほぼ無理なように思われます.

それに日本では 40才以上の男性が

ロマンな映画を観ることは少ないですから

あまり話題に上らないかもしれません.

でも 適度な年齢の人が観れば

素晴しいにキマッっている...

そんな映画です!!

 

時は 19世紀中盤 南米コロンビアの

貧乏で マザコンな 心優しい 郵便配達の青年が

上流階級の娘に恋をします.

しかし この恋は いろいろな事情から破綻し

娘は医者と結婚してしまい

青年は ”つて” をたよって就職します.

彼は その後 ゆっくりと地位を上昇させながら

多くの女性たちと 数限りない恋を 繰り返します.

心の底では 初恋の女性を思いながら...

そんな二人の その後50年あまりの

恋の行方 人生 を描いたのが この映画です.

人間/愛/人生/ラテン人たちの生き方・考え方...

いろいろなことを 考えさせられる映画です.

 

(映画の題 = ”コレラの時代の愛” は

 最後の場面への ”謎掛け” になっていますので

 覚えておくとよいでしょう.)

 

映画の原本の作者 = ガルシア・マルケス

1982年ノーベル文学賞を受賞しました.

日本語訳は 500ページを超える量で 高価なため

私は まだ読んでいません.

 

(演出)マイク・ニューウェル

(出演)ハビエル・バルデム ジョヴァンナ・メッツォジョルノ

(原作)ガブリエル・ガルシア=マルケス

 

[ "Hulu" で観ました ]